皆さん、こんにちは!
2026年2月9日放送のテレビ埼玉の番組「ググっと!製造業」にて、日さくの工場が紹介されました。
普段はなかなか見ることのできない「井戸設備の製造現場」や「災害時に役立つ井戸の裏側」が取り上げられています。
この記事では、番組内容を振り返りながら、日さくのモノづくりへのこだわりをご紹介します。
番組の様子は、日さくのYouTubeチャンネルでも公開しています。ぜひ動画でも、工場の雰囲気や社員の声をご覧ください!
▼テレビ埼玉「ググっと!製造業」のご視聴はこちらから▼
■ 地下水をきれいにくみ上げる仕組み「NSTスクリーン」とは?
今回、番組の調査員「ググっとパープル」さんが訪れたのは、埼玉県鴻巣市にある日さくの埼玉工場です。

日さくは1912年の創業以来、井戸工事や関連設備の製造・販売にとどまらず、地下水・水源調査や地質調査、特殊土木工事など、水と大地に関わる幅広い分野で技術と信頼を積み重ねてきました。
現在は約300名の社員が一丸となり、持続可能な社会の実現に向けて取り組んでいます。
番組内で見学していただいたのが、主力製品である「NSTスクリーン」の製造現場です。

NSTスクリーンは、地下水を効率よく取り込むために地中に設置する、孔(あな)の開いた特殊なパイプです。
パイプに開けた無数の孔の外側に、井戸のサイズに合わせて細い鉄線をらせん状に捲き付けながら溶接していきます。
この構造により、土砂や砂利の流入を防ぎながら、きれいな地下水だけを安定してくみ上げることができます。
長年にわたり使われ続けている、日さくを代表する製品のひとつです。
■ 災害時の備えに。災害用井戸の活用が広がっています

近年は、災害時の水確保への関心が高まる中、防災設備として井戸を導入する動きが広がっています。
その一例として、埼玉縣信用金庫様の本店営業部および鴻巣支店に、防災を目的とした災害用井戸を施工しました。
この井戸には、電気を使わず手動で水をくみ上げることができるハンドポンプが設置されています。
日さくのハンドポンプは、可動部にベアリングを採用し、材質にも工夫を施すことで、軽い力でもスムーズに操作できる設計になっています。
番組内でも実際に体験していただき、「力がいらないですね!しっかり水が出ます」といった声をいただきました。
🔗関連ブログ記事:
埼玉縣信用金庫様での施工事例については、過去の記事でも詳しくご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
▶ 【施工事例】災害時の備えに!埼玉縣信用金庫様に災害用井戸(防災井戸)を施工しました
■ なぜ品質が保たれる?日さくの“職人技”の現場

製造現場では、社員一人ひとりが高い意識とこだわりを持って作業に取り組んでいます。
例えば、ピットレスユニット(地表からの雨水侵入を防ぐ密閉構造の井戸設備)の溶接では、熱による素材の歪みを抑えながら、設計どおりの寸法に仕上げるため、細やかな調整を重ねています。
インタビューに応じた社員からは、
「自分の作った製品が形として残り、お客様に喜んでもらえることがやりがい」
「腕ひとつで仕上がりが変わるからこそ面白い」
といった声が聞かれました。
こうした現場の積み重ねが、日さくの品質を支えています。
■「一滴でも多くの水を、一人でも多くの人へ」
技術開発本部の高橋部長が語るように、地下水は水量・水質が安定した貴重な水資源です。
農業・工業・生活用水としてだけでなく、近年では一定の温度を活かした再生可能エネルギー(冷暖房)としての活用も広がっています。
日さくは、2026年4月に創業115年を迎えました。
これからも「一滴でも多くの水を、一人でも多くの人へ」という想いのもと、現場の声を生かした製品づくりと技術の向上に取り組んでいきます。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. NSTスクリーンを使うと、なぜきれいな地下水が汲み上げられるのですか?
A1. 土砂や砂利を通さない“フィルター構造”になっているためです。
NSTスクリーンは、パイプに開けた無数の孔(あな)の外側に、地層に合わせたすき間を保ちながら鉄線をらせん状に捲き付けた構造になっています。 このすき間がフィルターの役割を果たし、土砂や砂利の流入を防ぎながら、地下水だけを効率よく取り込むことができます。1962年の製造開始以来、国内外で使われている日さくの主力製品です。
Q2. 井戸の入り口から雨水や汚水が入ってしまわないか心配です。
A2. 密閉構造の設備で、しっかりと防ぐことができます。
日さくの「ピットレスユニット(NT-Ⅱ型)」は、井戸の入り口(孔口)に取り付ける密閉構造の装置です。 地表からの雨水や汚水の侵入を防ぎ、地下水を衛生的に保つことができます。さらに、従来必要とされていたコンクリート製のポンプ室が不要になるため、省スペースで設置できる点も特徴です。また、ポンプ室設置の場合と比較して、施工が容易になるという利点もあります。
Q3. 災害時に停電しても、井戸水を使うことはできますか?
A3. はい、ご利用いただけます。
日さくのハンドポンプを災害用井戸に設置することで、電気を使わずに手動で地下水を汲み上げることができます。 ベローズ伸縮方式を採用しており、地下水位が約50mと深い場合でも、軽い力でスムーズに操作できるのが特徴です。お子様やご高齢の方でも扱いやすく、いざという時の備えとして安心してお使いいただけます。
Q4. 災害用井戸のハンドポンプは、いざという時にすぐ水を出せますか?
A4. はい、準備なしですぐに使用できます。
日さくのハンドポンプは、水中にポンプ部を設置する構造のため、「呼び水」が不要です。 そのため、使いたいときにすぐ水を出すことができます。さらに、摩擦が少ない構造で部品の摩耗も抑えられており、小石なども挟まりにくく、耐久性にも優れています。災害時でも安心して使える設計です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
日さくの井戸や地下水の活用、災害用井戸の導入などについてもっと知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
▽下記画像をクリックすると、記事内でご紹介した製品のカタログ(PDF)がご覧いただけます。
【NSTスクリーン】

【ハンドポンプ TYPE-B】

【ピットレスユニットNT-II型】

▽日さくの各種カタログが、こちらのページからダウンロードいただけます。 https://www.nissaku.co.jp/catalog.htm
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