皆さん、こんにちは!
私たちの会社は、1912(明治45)年の創業当初から培ってきたさく井(井戸掘削)工事の技術や、地下水に関する知見を土台として、1960年代初頭に「地質調査部門」と「特殊土木工事部門」をスタートしました。
現在でもその三部門を有し、いずれも技術水準が高く、調査・設計から施工、維持管理までをワンストップで行えるのが、私たちの「強み」となっています。
さて今回は、そんな三部門の中から、地質調査業務についてご紹介したいと思います!
▼今回の記事はこちら
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(1)なぜ地質調査をするのか
(2)地質調査の種類
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(1)なぜ地質調査をするのか
例えば・・・
「新しくマンションを建てたいけれど、この土地は大丈夫かな」
➡地盤が柔らかくてビルが傾いてしまった!
「工場に井戸が欲しいから、水が出るまで掘ってもらおう」
➡井戸は完成したけれど、地下水の出が悪く計画量に足らない!
という事態は避けたいですよね。
そのために地質調査や地下水調査を行い、
・ビルが建てられるほどの強度がある地盤なのか?
・地下水が出やすい地質があるのか?
を把握します。事前に地下の構造や地下水の流れを知っていれば、対策が可能となります。
このように、地質調査は、私たちの安全な生活や企業の生産活動に欠かせないプロセスなのです。
(2)地質調査の種類
地質調査にはいくつかの種類がありますが、ここでは「地盤に関わる調査」「地下水に関わる調査」「防災に関わる調査」の3つに分けて紹介します。
地盤に関わる調査:
地盤に関わる調査のうち、「防災地質調査」は、地すべり等の斜面災害から人々とその暮らしを守るために行われます。「構造物基礎調査」は、建物やインフラの設計・建設に不可欠な情報を得るために行われます。地盤の強度や安定性を確認することで、安全で耐久性のある建築物を実現します。これらの調査を通じて、自然災害への対策を強化し、安全な建物を作り上げることができます。
地下水に関わる調査:
地下水に関わる調査は、地下にどれくらいの水があるのか、どこに存在するのかを明らかにするために行われます。井戸を掘る際には、この調査が欠かせません。地下水の流れや水質を調べることで、効率的で安全な水源の確保が可能となります。さらに、地下水の保全や持続可能な開発を可能とすることにも繋がります。
防災に関わる調査:
崖くずれや地すべりが発生すると大きな被害が生じます。私たちはこれらの災害を防止するために地質調査を行い、対策工事を計画します。近年、地球温暖化により雨の降り方が変わってきており、防災に関わる地質調査の重要性は高まっています。
私たちの地質調査は、蓄積した技術力で様々な分野に展開し、人々の豊かな生活と安全安心に寄与しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
日さくの地質調査業務についてもっと知りたいことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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