皆さん、こんにちは!
前回のブログでは、地上型3Dレーザースキャナーによる測量の進化をご紹介しましたが、今回はもうひとつの重要なDX技術、ドローン(UAV:Unmanned Aerial Vehicle)についてご紹介します。
建設業界におけるドローンの活用は年々広がっており、空中から地表の写真を撮影することで測量ができたり、施工計画の立案や安全確認ができたりなど、「空からの視点」で現場を支える場面が増えています。
日さくでも、ドローンによる空からの写真撮影はもちろん、測量や高精度の地形把握、3Dモデリングなど、現場の効率性と安全性を高めるために様々な用途で取り入れています。

▼今回の記事はこちら
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(1)ドローンってどんな機器?建設現場でどう使うの?
(2)活用事例 ― 空から見て、地形を正しく捉える
(3)技術の組み合わせで生まれる新たな可能性
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(1)ドローンってどんな機器?建設現場でどう使うの?
ドローンとは、遠隔操作や自動航行によって飛行する小型の無人航空機のことです。
搭載されたカメラにより、上空から地形や、植生、構造物の状況を把握でき、撮影した写真をもとに地形や構造物の形状を把握する「写真測量」にも活用されます。
特に山間部や法面(のりめん)など、地形が険しく、地上からの測量が困難な場所では、安全性と効率向上に大きく貢献しています。
ドローンには次のような特徴があります。
・広範囲を短時間で撮影できる
・高低差のある現場でも地形の把握がしやすい
・撮影画像をもとに地表面の3Dモデルの作成が可能
また、ドローンには写真撮影用のカメラのほかに様々な種類のセンサーを搭載することも可能です。
日さくでは、より高精度な地形情報取得のため、レーザースキャナーを搭載したドローン(UAV-Lider)も活用しています。
(2)活用事例 ― 空から見て、地形を正しく捉える
■ 災害現場での初動対応
土砂災害が発生した現場では、地形が大きく変化することが多く、ドローンによる写真測量が、短時間で現況地形を取得する手段として活躍しています。
特に、災害発生直後は人の立ち入りが危険になる場合が多いため、ドローンを用いることにより、安全を確保しながら状況を把握できます。
得られた地形情報は、応急対策計画や避難計画、概略の対策工検討など、災害発生直後のスピードと精度の両面で大きく貢献しています。

ドローンによる斜面災害の撮影例
■ 落石防護柵・法面工事の仮設検討
上空から現場全体を撮影し、3Dモデルを作成することで、建設重機等の配置や仮設足場の検討が容易になります。
たとえば、落石防護柵を設置する際には、所有地の境界や架空線との干渉を避けるために、正確な地形把握が不可欠です。
空撮データと3Dモデルを組み合わせて検討することで、設計段階での手戻りを防ぎ、安全で効率的な計画立案が可能になりました。
(3)技術の組み合わせで生まれる新たな可能性
ドローンや地上型3Dレーザースキャナー(TLS)は、それぞれ異なる強みを持つ計測機器です。
ドローンは広範囲の空間把握に優れ、TLSは近接領域の高精度な計測に長けています。
私たちはこの両技術を状況に応じて使い分け、あるいは組み合わせることで、地表の形状や構造物の概観を一貫して3Dデータ化しています。
これにより、現場の全体像を正確に把握するだけでなく、保守管理や将来の施工計画にも応用が可能です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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