皆さん、こんにちは!
「PFAS(ピーファス)」という言葉を聞いたことはありますか?
PFASは、環境中では分解されにくい有機フッ素化合物の総称で、最近、地下水が汚染されているという報道を耳にすることがあると思います。
今回は、PFASの基本的な特徴や地下水への影響、そして日さくが実施しているPFASに関する調査の内容をご紹介します!
▼今回の記事はこちら
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(1)PFASとは?その特徴と地下水への影響
(2)PFASに関する調査の重要性と日さくの取り組み
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(1)PFASとは?その特徴と地下水への影響
PFAS(ピーファス)は、「永遠の化学物質(Forever Chemicals)」とも呼ばれる人工の有機フッ素化合物の総称です。代表的な物質として、PFOA(ピーフォア)やPFOS(ピーフォス)などがあります。熱や水、油に強く、分解されにくいという特徴から、フライパンのテフロン加工や防水加工製品、食品包装、泡消火剤など、私たちの身のまわりのさまざまな製品に使われてきました。

しかし、その高い安定性ゆえに、自然界では分解されにくく、環境中に長期間残留する性質があります。特に問題となっているのが、PFASが地下水に蓄積しているという点です。一度土壌に染み込んだPFASは、地下水とともに広がり、飲み水として利用される井戸水に影響を及ぼす可能性があります。
過去には、工場地帯や軍事施設の周辺で、PFASを含む消火剤などが使用され、地下水が汚染された事例も報告されています。汚染された地下水を長期間にわたって摂取することで、健康リスクが高まるとされており、一部の研究では発がん性や免疫系、肝機能、ホルモン系などへの影響が指摘されています。
PFASは、便利で身近な存在である一方で、環境や人の健康にとって深刻なリスクをはらむ物質です。過去の使用によってすでに環境中に残っているPFASへの対応として、現状を正確に把握し、対策を講じていくことが求められています。
(2)PFASに関する調査の重要性と日さくの取り組み
地下水の安全を確保するためには、定期的な調査が欠かせません。
PFASが地下水に含まれていないか確認し、必要に応じて浄化対策を講じることで、安全な水の供給を守ることができます。世界的にもPFASに関する規制は強化されており、日本国内でも対策の必要性が高まっています。
日さくは地下水調査のプロフェッショナルとして、豊富な実績と最新技術をもとに、PFASに関する調査に対応しています。
▼日さくが実施できるPFAS関連の調査内容

PFASの調査では、まず地下水の採取を行い、専門の分析機関で詳細な成分を測定します。その後、現場の状況に応じて最適な調査方法をご提案し、正確なデータをもとに対策やモニタリングの方法をご案内します。
「うちの地域は大丈夫?」「調査を依頼したい」など、有機フッ素化合物PFAS(PFOA・PFOS)地下水調査について気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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