カテゴリ:さく井工事

さく井(さくせい)工事とは?

皆さん、こんにちは!

今日は私たちの会社の創業からの主な業務である「さく井(さくせい)工事」について、ご紹介したいと思います。

さく井工事とは、地下水を汲み上げるための井戸を掘削する工事のことを指しますが、ただの井戸掘りではありません。今回はその奥深い世界についてお話ししましょう。

 ▼今回の記事はこちら

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 (1)さく井工事の基本とは?

 (2)さく井工事の重要性

 (3)日さくのさく井工事の歴史

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さく井工事は、地層中に流れている地下水を探し出し、その水を汲み上げるための工事です。具体的には、地中に穴を掘り、その中にパイプやスクリーン、フィルター砂利を設置して井戸をつくり、ポンプを設置して水を汲み上げる仕組みです。この工事は、農業や工業、さらには上水道の水源としても利用される重要な技術です。

さく井工事の種類と方法

さく井工事にはいくつかの方法がありますが、主に以下の3つの種類に分けられます。

手掘り:

古くから行われている伝統的な方法で、手作業で井戸を掘り進めます。労力が大きく、深さが浅い場合に使用されることが多いです。

上総(かずさ)掘り:

江戸時代から昭和初期にかけて広く利用された井戸で、特に農業用としての利用が多い井戸です。竹製のヒゴをつぎ足しながら竹のばねの力と人力で上下動を繰り返して地面を突き刺すように掘削します。

機械掘り:

近代的な方法で、専用の機械を使って地下を掘削します。効率的で、深い井戸でも対応できるため、現代のさく井工事では主流の方法です。水井戸、温泉井戸、天然ガス井戸、地熱発電用井戸などに幅広く使用されています。

さく井工事は、私たちの日常生活や産業活動において非常に重要な役割を果たしています。いくつかの例をご紹介します。

農業:

農作物の生育には安定した水源が必要です。さく井工事によって得られた地下水を利用し、灌漑システムを構築することで、農作物の生産に大きな役割を果たしています。

工業:

工場の冷却水や製品製造のための水を、さく井工事によって確保する事例は多々見受けられます。特に大規模な工場では、大量の水が必要とされるため、地下水が利用され、水インフラを支えています。

家庭:

公共水道の水源として地下水を利用している自治体も多いのですが、地域によっては、公共の水道が十分に整備されていない場合もあります。さく井工事を行うことで、家庭の自家水源として利用できる井戸を確保することができます。自家水源の確保は災害時の安心にも繋がります。

以上の利用の際には、私たちは地下水を汲み上げることによって、周辺地域の地下水環境へ与える影響を十分に考慮し、計画および施工に取り組んでいます!

私たちは、創立の翌年1913年に、日本で初めて機械掘りによる井戸掘削に成功しました。以来110年以上にわたり、全国各地で地下水開発の実績を積み上げています。

技術の進歩と共に、温泉等のより深い井戸の掘削や、観測井等の特殊な案件にも対応できるようになりました。最近は構築物の長寿命化が求められますが、私たちは井戸の長寿命化にも力を入れて取り組んでいます。お客様からの地下水の品質確保に関する高度なご要望にも対応し、実績を評価していただいています。

私たちの目標は、ただ単に井戸を掘ることではありません。長年培った豊富な経験に新しい技術を組み合わせ、地下資源の有効活用に取り組んでいます。井戸の長寿命化を図るために、維持管理技術の向上にも努めています。

健全な水循環の確立のために、これからも、持続可能な社会の実現に貢献していきます!

最後までお読みいただきありがとうございました。

さく井工事についてもっと知りたいことがあれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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